成田空港の夜が便利に!吉野家が24時間営業で開店の裏事情

投稿日: カテゴリー
食事

成田空港でこの夏から旅客機の発着していない深夜の時間帯にも営業を続ける24時間営業の吉野家が開店します。
はて、これはなぜでしょうか。
成田空港は23時から翌朝6時までは民間航空機の発着がなく、空港内の飲食店も20時くらいまには閉店します。

利用者がいないと思われる時間帯なのですが、吉野家は7月6日に、24時間営業の店舗「第2ターミナル店」をオープンするのだといいます。居酒屋メニューや「吉飲み」サービスも用意されています。

利用時間外の空港での深夜・早朝営業とは?そこには何やら裏事情があるはずです。

その前に、成田空港の利用者の現状ですが、

成田空港は国際線専用空港として開設されました。
日本の玄関口ですから国際線利用がメインとなりますが、近年少し事情が変わって、国内線でも利用客が大幅に増えています。
その一番の理由はLCCの登場により、成田空港を拠点に国内航空を利用するという利用形態が生まれ、今や国内ハブ空港となっているからです。

2015年の成田空港、関西国際空港の利用者をみると、
成田は、国際線 3,105万人、国内線 688万人
関空は、国際線 1,727万人、国内線 678万人

となっていて、成田空港の国内線利用者が、国内ハブ空港としての役割を担っている関空をも上回わりました。

そして、さらに成田空港では今、ある現象が生まれています。

空港ビル内で朝まで仮眠する旅行客が毎日200人もいるのだといいます。

これらの旅行客は、海外から到着した旅行客や国内便を利用しようと前泊がわりに時間を調整している人たちです。

夜間空港に到着してちょっと軽食を食べたいと思っても、20時を回れば空港内の店舗は既に店を閉めています。
24H営業のコンビニだけが営業しているのが現状です。

LCCと国内線の利用者の増加という現象から、これまでは想定しなかったような深夜の食事へのニーズが生まれました。

そこで、牛丼なら手軽で安いし、海外からの旅行者にも馴染みがある、ということで吉野家が出店を決めたということです。

成田空港を使っている主要なLCCは、ピーチとジェットスター、それにバニラです。
国内線は新千歳、那覇へ飛んでいます。
ピーチとジェットスターは関西、九州方面へも空路があります。

特に、ジェットスターは、朝一番の6時台に出発する便利な便がたくさんあります。
そのジェットスターが入っているのが「第2ターミナル」で、吉野家の24時間営業の店舗もそこにオープンします。

LCCの利用者が増え、成田空港周辺のカプセルホテルは満室が続いているといいます。

外国人旅行者も増えている中、今後も成田空港で夜を過ごす人が増え続け、常態化していくのでしょうか。
吉野家が新たに店舗をオープンさせるのは、今後もこの傾向が続くと見ているからなのでしょう。

LINEで送る
Facebook にシェア
Pocket